春は気温の上昇と生活環境の変化により、特定の病気が流行しやすくなります。
1. 麻疹(はしか)
麻疹(はしか)は、空気感染で広がる非常に強力なウイルス性疾患です。最初は38度以上の高熱、咳、鼻水などの風邪のような症状が出現し、その後特徴的なコプリック斑(口の中の白い斑点)と全身の発疹が見られます。以前は子どもの病気として知られていましたが、最近では大人の感染例も増えており、特に大人が感染すると重症化するリスクが高くなっています。
2. 風疹
風疹は、軽度の発熱と発疹に加え、耳の後ろのリンパ節が腫れることが特徴的な感染症です。大人が感染すると関節痛などの症状が重くなる可能性があり、特に妊婦さんは胎児への影響を防ぐため、予防接種を受けることが大切です。
3. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
おたふくかぜは、唾液腺が片側または両側で腫れるウイルス感染症です。主な症状は高熱と腫れで、合併症として最も多いのは髄膜炎です。
4. 季節性アレルギー
春は花粉の飛散時期であり、アレルギー性鼻炎や花粉症が多発します。主な症状はくしゃみ、鼻水、目のかゆみです。マスクの着用や鼻洗浄が効果的な対策となります。
予防策
これらの感染症の予防には、適切なワクチン接種が不可欠です。その他にも、基本的な衛生管理として、手洗い・うがいの習慣化、栄養バランスを考えた食生活、十分な休息を取ることが重要です。また、春特有の寒暖差に対応するため、体調管理には特に注意を払いましょう。
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